2010年03月12日23:53
久々の稽古場日記更新ですー!!お久しぶりですー

非常に私事なんですが、年明けからめちゃめちゃ仕事が忙しくなってしまいまして、稽古に行けない日々が続いていました・・・・
今日はようやく、本当にようやく稽古に顔が出せまして、久しぶりにみんなと一緒に汗をかきました!
汗をかくって素晴らしいですね
・・・それにしても
知らないうちに早口言葉のバリエーションが増えてて、全然ついていけなかった私(笑)
コソ練しなきゃだな
今日は殺陣の練習をしました。
とはいえ、刀はないので手刀での殺陣となりました。


まずは二人一組の殺陣を作ります。
役者は両方の殺陣を覚えます(先手と後手、両方出来るようにしておきます)。
覚えたら準備完了です。
舞台の端と端から、一人ずつ役者が出てきます。当然殺陣をやるので、手刀で構えながら出てきます。
始まりの合図はないままお互いのタイミングで殺陣を開始しますが、この時、相手が先手なのか後手なのかは決まっていません。
つまり、先に攻撃を仕掛けたほうが先手、受けたほうが後手というのが、その場の成り行きで決まります。
殺陣の型は決まってますが、どのタイミングで技を仕掛けるのかは打ち合わせなしなので、連続技でくるのか一呼吸置いてから次の技を繰り出すのか、それも成り行きで決まります。


・・・・とまあ、それをローテーションで役者を入れ替えて何回かやったんですけど、これが結構難しいっ!
当たり前なんですけど、本物の戦いのときは型なんて決まってないんですよね
相手の隙をついたり、攻撃をかわされたらすぐに防御したり、ときには尻餅をついてでも相手との距離をひらいたり。
多分そういう臨場感っていうか緊迫感というか、それがカラクリの芝居における殺陣なんだなーと実感しました。
型を見せたいわけではないんですよね。リズムで殺陣をやってても意味がないんです。
とはいえデタラメに型もなしにやってたんじゃ、舞台で見せられるものにはならないんです。
ここが難しいところなんですよー
出来ない自分が悔しいです!
そしてこれだけで稽古が終わる訳もなく、この殺陣はさらに発展していきます。
《発展その1》
先手・後手を決めないまま殺陣をするのは同じですが、殺陣の最中は『ぞうさん』を歌い続けます。
殺陣に合わせて『ぞうさん』のリズムが速くなってはいけません。
逆にですね、『ぞうさん』のリズムに合わせて殺陣が遅くなってもいけません。
あくまで殺陣は殺陣、『ぞうさん』は『ぞうさん』。
《発展その2》
先手・後手を決めないまま殺陣をするのは同じですが、舞台上に4人の役者がいます。
誰と戦うのかは打ち合わせをしてないので、4人で見合いながらその場の成り行きで殺陣が開始します。
二人一組の殺陣が二箇所で行われますが、一連の殺陣が終わったら、またその場の成り行きで2回目の殺陣が開始されます。
相手を変えてもいいし同じ人と再び戦っても構いませんが、この時も先手・後手は決まってないのでその場の成り行きで決まります。
《発展その3》
4人の殺陣を、『ぞうさん』を歌いながら行います。



・・・はい。最終的には訳が分からなくなっていました(笑)。
難しいですよー。同時に何かをやるっていうのは本当に難しいですー
ついつい殺陣に一生懸命になって歌が止まっちゃったり、逆に殺陣のほうを忘れてしまったり型がリズムになってしまったりと、頭はパニック状態でした
台詞を言いながら殺陣をやるための、いい練習にはなるんですけどね。
うーん・・・満足のいくところまでは全然及ばずでした。悔しいっ。
次の稽古ではもう少し頑張りたいな!よし、頑張るぞ!!
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久々の稽古場日記更新ですー!!お久しぶりですー


非常に私事なんですが、年明けからめちゃめちゃ仕事が忙しくなってしまいまして、稽古に行けない日々が続いていました・・・・

今日はようやく、本当にようやく稽古に顔が出せまして、久しぶりにみんなと一緒に汗をかきました!
汗をかくって素晴らしいですね

・・・それにしても
知らないうちに早口言葉のバリエーションが増えてて、全然ついていけなかった私(笑)
コソ練しなきゃだな

今日は殺陣の練習をしました。
とはいえ、刀はないので手刀での殺陣となりました。


まずは二人一組の殺陣を作ります。
役者は両方の殺陣を覚えます(先手と後手、両方出来るようにしておきます)。
覚えたら準備完了です。
舞台の端と端から、一人ずつ役者が出てきます。当然殺陣をやるので、手刀で構えながら出てきます。
始まりの合図はないままお互いのタイミングで殺陣を開始しますが、この時、相手が先手なのか後手なのかは決まっていません。
つまり、先に攻撃を仕掛けたほうが先手、受けたほうが後手というのが、その場の成り行きで決まります。
殺陣の型は決まってますが、どのタイミングで技を仕掛けるのかは打ち合わせなしなので、連続技でくるのか一呼吸置いてから次の技を繰り出すのか、それも成り行きで決まります。


・・・・とまあ、それをローテーションで役者を入れ替えて何回かやったんですけど、これが結構難しいっ!
当たり前なんですけど、本物の戦いのときは型なんて決まってないんですよね

相手の隙をついたり、攻撃をかわされたらすぐに防御したり、ときには尻餅をついてでも相手との距離をひらいたり。
多分そういう臨場感っていうか緊迫感というか、それがカラクリの芝居における殺陣なんだなーと実感しました。
型を見せたいわけではないんですよね。リズムで殺陣をやってても意味がないんです。
とはいえデタラメに型もなしにやってたんじゃ、舞台で見せられるものにはならないんです。
ここが難しいところなんですよー

そしてこれだけで稽古が終わる訳もなく、この殺陣はさらに発展していきます。
《発展その1》
先手・後手を決めないまま殺陣をするのは同じですが、殺陣の最中は『ぞうさん』を歌い続けます。
殺陣に合わせて『ぞうさん』のリズムが速くなってはいけません。
逆にですね、『ぞうさん』のリズムに合わせて殺陣が遅くなってもいけません。
あくまで殺陣は殺陣、『ぞうさん』は『ぞうさん』。
《発展その2》
先手・後手を決めないまま殺陣をするのは同じですが、舞台上に4人の役者がいます。
誰と戦うのかは打ち合わせをしてないので、4人で見合いながらその場の成り行きで殺陣が開始します。
二人一組の殺陣が二箇所で行われますが、一連の殺陣が終わったら、またその場の成り行きで2回目の殺陣が開始されます。
相手を変えてもいいし同じ人と再び戦っても構いませんが、この時も先手・後手は決まってないのでその場の成り行きで決まります。
《発展その3》
4人の殺陣を、『ぞうさん』を歌いながら行います。



・・・はい。最終的には訳が分からなくなっていました(笑)。
難しいですよー。同時に何かをやるっていうのは本当に難しいですー

ついつい殺陣に一生懸命になって歌が止まっちゃったり、逆に殺陣のほうを忘れてしまったり型がリズムになってしまったりと、頭はパニック状態でした

台詞を言いながら殺陣をやるための、いい練習にはなるんですけどね。
うーん・・・満足のいくところまでは全然及ばずでした。悔しいっ。
次の稽古ではもう少し頑張りたいな!よし、頑張るぞ!!