2009年11月11日21:38
静岡公演が終了しました。
いきなり内輪の話になってしまいますが、今回当日スタッフとして手伝ってくださった方々。名前を出していいのかわからないので記名しませんが、ホント助かりました。遠くまで通ってくれたり朝早くから動いて宿泊したりと色々大変だったと思いますが、おかげさまで無事終演しました。
それから、アイセル21の方々にも本当にお世話になりました。前例がないので・・・と言いながらも、諸々対応してくださってありがとうございます。こんなトコ読んでないかもしれませんが、この場を借りて御礼申し上げます。
さらに、公演中にも関わらず快くイントレ貸してくださった劇団からっかぜさん。がっしーさんを客演させてくださった夢の島プロジェクトの皆様。それから、公演前の忙しい中、陣中見舞い&ブログでの告知等してくださった伽藍の佐藤さんはじめ皆様。富士から来てくださったチャレンジャーの皆様。芸術祭関連で来てくださった皆様。折込ついでに観ていってくださった静大演劇部の皆様。なにより無名の劇団の遠征公演にも関わらず観に集まってくださったお客様方。
本当にありがとうございました。
と、長いお礼ですみません。イヤほんと色んな方々の協力でようやく公演やってるんですウチは。特に今回は遠征ということもあって、初めてお知り合いになれた方も多いですし。感謝は尽きません。
はじめての遠征公演ってことで色々不安でしたが、そういった方々のご協力もあって、中西や鈴木らが言うようにやっぱ楽しかったですね。
土曜日に仕込みを終えて劇場出た後、男性陣だけで食事がてら軽く飲んだんです。本番を翌日に控えた緊張感の中、一瞬息抜きしてアタマ休めるグダグダした時間。というか、カラクリの男性メンバー勢揃い&女性抜きで飲むのって初めてだったんじゃないかな。こういうのいいっすねえ。なんか、仕事でツアー回ってた頃を思い出しました。
で、公演。評価は分かれてるみたいですが、まあそれはいつものことですね。アンケート集計してみて浜松と感触的に違うと思ったのは、浜松だと40代以上くらい、比較的年齢層高めの方々からの評価が高かったみたいなんですが、静岡はどちらかというと逆。わりと若い方の方が気に入ってくださったみたい。というか、年齢層高めの方々から「なんだかわからん」とあまり評判よろしくない(汗
各登場人物の名前はもちろん、目的さえロクに明かさない状態を意図的に引っ張りながら、観客に疑問と誤解を投げ続ける、という構成をしてる物語なので、そういった中で予想したり想像巡らせたりしながら観てもらえるかどうかが鍵だったんですよね。浜松での初演の時も不安はあったんですが、やってみたら逆にその部分が評価されたみたいなので、静岡でのそういった反応は意外と言えば意外でした。って別にみんなそうだったわけじゃないですが。
まあ浜松でも、内容について例えば「主人公がなにしたいのか全然わからん」って人から「今までの主人公の中で一番共感出来る」って人まで様々。わからないって話にしても、批判された部分がそのまま、面白いと感じてくれた方々の面白味になっていたりしますので、作り手としては悩ましいトコ。こういう状況は面白いですね個人的には。色々と試し甲斐がある。
と、わりとマイナスな話を先にしてしまいましたが、全体的な感触は良かったんですよ。反応がどうだったかのバロメータは、カーテンコール終わりの拍手の雰囲気と、客出し中のお客さんの表情だと思って疑わない僕ですが、そういう意味では想像以上に好感触でした。まあ単純な話、色んな方々にまた静岡でやってくださいって言ってもらえたのはやっぱ嬉しいですね。次は浜松まで見に行きます、とか。そういう初めてのお客様方との出会いが少なくなかったのが大きな収穫でした。
また是非やりたいですね、静岡公演。
収穫といえば、再演(しかも数ヶ月という中途半端に間を開けて)というのが初めての経験だったんですが、その過程が色々と面白かったですね(大変でしたが)。この辺についてはまた時間がとれたら書いてみたいと思います。
話は変わりますが、お忙しい中陣中見舞いに来てくださった佐藤さん率いる伽藍博物堂の公演が間近です。というか、ブログで公演告知もしてくださってたようで、感謝の告知返し!であります。
「夢を過ぎても」
日程:
11月14日(土)15時、20時
15日(日)14時、18時
17日(火)20時
19日(木)20時
21日(土)20時
会場:伽藍博物堂演劇実験室
チケット:前売り1500円、当日1800円、高校生以下1000円
作・演出:佐藤剛史
出演:滝浪倫邦、加藤あさ美、安枡美穂、石井宏和、白花秀訓、大石まりお、山下麻衣、蒲公英さらだ(らせん劇場)
あらすじ:休職中の教師、山岡ひとし。彼の夢はグライダーを作ることだった。そんな彼の家に訪ねてくる人々。今、彼は夢に向かって進んでいるように見える、が・・・
すれ違い食い違い、思い通りになりにくい人間関係の上に、人々はいったい何を見つけるのだろうか?
(注1:一部改名した役者がいます。今回らせん劇場から一名参加しています)
(注2:一部「21日(土)15時」の公演が広報されているものがありますが、今回はありませんので、お間違いなく)
詳細は伽藍博物堂のサイトでご確認ください。
それから、うちの制作スズキが制作協力してる、北海道のskさんのサブユニットskcの旅公演も来週からあります。こちらもぜひ。
「サンタのはし」
日時:11月17日(火)19:30/18日(水)19:30
会場:スペースCOA(浜松市領家)
チケット:前売り・当日とも1,800円
作・演出:すがの公
出演:17日:大原慧、すがの公 18日:天野さおり、すがの公
あらすじ:
10年前のクリスマスイブにばーちゃんに先立たれたじーちゃんはド田舎に一人暮らしを始めた。 これを親戚は ”泉谷家祖父★又次郎 家出事件”と呼ぶ。
今日もじーちゃんはパチンコ屋駐車場管理。そこにマゴの樅(もみ)が一人で遊びに来た。
突然の来訪を不信がるじーちゃん、その理由をはぐらかすマゴ。
駐車場管理小屋の中でじーちゃんと孫が2人だけで繰り広げるワンシチュエーション喜劇。
笑いと愛と希望と明るい老後、やらせ無し完全ノンフィクション、爺孫サンタの心暖まる愛情物語。
詳細はskc★ブログ2009
多分どちらの公演にもウチのメンバーがお邪魔すると思います。ぜひよろしく。
ありがとうございました≫
カテゴリー │visionaries@静岡
from 唐津匠
静岡公演が終了しました。
いきなり内輪の話になってしまいますが、今回当日スタッフとして手伝ってくださった方々。名前を出していいのかわからないので記名しませんが、ホント助かりました。遠くまで通ってくれたり朝早くから動いて宿泊したりと色々大変だったと思いますが、おかげさまで無事終演しました。
それから、アイセル21の方々にも本当にお世話になりました。前例がないので・・・と言いながらも、諸々対応してくださってありがとうございます。こんなトコ読んでないかもしれませんが、この場を借りて御礼申し上げます。
さらに、公演中にも関わらず快くイントレ貸してくださった劇団からっかぜさん。がっしーさんを客演させてくださった夢の島プロジェクトの皆様。それから、公演前の忙しい中、陣中見舞い&ブログでの告知等してくださった伽藍の佐藤さんはじめ皆様。富士から来てくださったチャレンジャーの皆様。芸術祭関連で来てくださった皆様。折込ついでに観ていってくださった静大演劇部の皆様。なにより無名の劇団の遠征公演にも関わらず観に集まってくださったお客様方。
本当にありがとうございました。
と、長いお礼ですみません。イヤほんと色んな方々の協力でようやく公演やってるんですウチは。特に今回は遠征ということもあって、初めてお知り合いになれた方も多いですし。感謝は尽きません。
はじめての遠征公演ってことで色々不安でしたが、そういった方々のご協力もあって、中西や鈴木らが言うようにやっぱ楽しかったですね。
土曜日に仕込みを終えて劇場出た後、男性陣だけで食事がてら軽く飲んだんです。本番を翌日に控えた緊張感の中、一瞬息抜きしてアタマ休めるグダグダした時間。というか、カラクリの男性メンバー勢揃い&女性抜きで飲むのって初めてだったんじゃないかな。こういうのいいっすねえ。なんか、仕事でツアー回ってた頃を思い出しました。
で、公演。評価は分かれてるみたいですが、まあそれはいつものことですね。アンケート集計してみて浜松と感触的に違うと思ったのは、浜松だと40代以上くらい、比較的年齢層高めの方々からの評価が高かったみたいなんですが、静岡はどちらかというと逆。わりと若い方の方が気に入ってくださったみたい。というか、年齢層高めの方々から「なんだかわからん」とあまり評判よろしくない(汗
各登場人物の名前はもちろん、目的さえロクに明かさない状態を意図的に引っ張りながら、観客に疑問と誤解を投げ続ける、という構成をしてる物語なので、そういった中で予想したり想像巡らせたりしながら観てもらえるかどうかが鍵だったんですよね。浜松での初演の時も不安はあったんですが、やってみたら逆にその部分が評価されたみたいなので、静岡でのそういった反応は意外と言えば意外でした。って別にみんなそうだったわけじゃないですが。
まあ浜松でも、内容について例えば「主人公がなにしたいのか全然わからん」って人から「今までの主人公の中で一番共感出来る」って人まで様々。わからないって話にしても、批判された部分がそのまま、面白いと感じてくれた方々の面白味になっていたりしますので、作り手としては悩ましいトコ。こういう状況は面白いですね個人的には。色々と試し甲斐がある。
と、わりとマイナスな話を先にしてしまいましたが、全体的な感触は良かったんですよ。反応がどうだったかのバロメータは、カーテンコール終わりの拍手の雰囲気と、客出し中のお客さんの表情だと思って疑わない僕ですが、そういう意味では想像以上に好感触でした。まあ単純な話、色んな方々にまた静岡でやってくださいって言ってもらえたのはやっぱ嬉しいですね。次は浜松まで見に行きます、とか。そういう初めてのお客様方との出会いが少なくなかったのが大きな収穫でした。
また是非やりたいですね、静岡公演。
収穫といえば、再演(しかも数ヶ月という中途半端に間を開けて)というのが初めての経験だったんですが、その過程が色々と面白かったですね(大変でしたが)。この辺についてはまた時間がとれたら書いてみたいと思います。
話は変わりますが、お忙しい中陣中見舞いに来てくださった佐藤さん率いる伽藍博物堂の公演が間近です。というか、ブログで公演告知もしてくださってたようで、感謝の告知返し!であります。
「夢を過ぎても」
日程:
11月14日(土)15時、20時
15日(日)14時、18時
17日(火)20時
19日(木)20時
21日(土)20時
会場:伽藍博物堂演劇実験室
チケット:前売り1500円、当日1800円、高校生以下1000円
作・演出:佐藤剛史
出演:滝浪倫邦、加藤あさ美、安枡美穂、石井宏和、白花秀訓、大石まりお、山下麻衣、蒲公英さらだ(らせん劇場)
あらすじ:休職中の教師、山岡ひとし。彼の夢はグライダーを作ることだった。そんな彼の家に訪ねてくる人々。今、彼は夢に向かって進んでいるように見える、が・・・
すれ違い食い違い、思い通りになりにくい人間関係の上に、人々はいったい何を見つけるのだろうか?
(注1:一部改名した役者がいます。今回らせん劇場から一名参加しています)
(注2:一部「21日(土)15時」の公演が広報されているものがありますが、今回はありませんので、お間違いなく)
詳細は伽藍博物堂のサイトでご確認ください。
それから、うちの制作スズキが制作協力してる、北海道のskさんのサブユニットskcの旅公演も来週からあります。こちらもぜひ。
「サンタのはし」
日時:11月17日(火)19:30/18日(水)19:30
会場:スペースCOA(浜松市領家)
チケット:前売り・当日とも1,800円
作・演出:すがの公
出演:17日:大原慧、すがの公 18日:天野さおり、すがの公
あらすじ:
10年前のクリスマスイブにばーちゃんに先立たれたじーちゃんはド田舎に一人暮らしを始めた。 これを親戚は ”泉谷家祖父★又次郎 家出事件”と呼ぶ。
今日もじーちゃんはパチンコ屋駐車場管理。そこにマゴの樅(もみ)が一人で遊びに来た。
突然の来訪を不信がるじーちゃん、その理由をはぐらかすマゴ。
駐車場管理小屋の中でじーちゃんと孫が2人だけで繰り広げるワンシチュエーション喜劇。
笑いと愛と希望と明るい老後、やらせ無し完全ノンフィクション、爺孫サンタの心暖まる愛情物語。
詳細はskc★ブログ2009
多分どちらの公演にもウチのメンバーがお邪魔すると思います。ぜひよろしく。