絡繰機械's Diary

ういー。どうもー。

こんな時間だぜ！クマの下にクマが出来始めたぜ！目元専用美容液が欲しいぜ！

きゅんです。

クマの下に熊が出来始めてたら良いのに。そしたら可愛いのに。

………いや。こわいな。熊はこわいな。うん。



はい。テンパってます（笑）

あまりにもテンパっている私を見かねて、
水曜日の稽古は皆でお能の舞台用小道具の仕上げをしてくれましたー！



そしてお言葉に甘えて片隅で一人稽古をする私。



ありがたい。ありがたい。


色々とね。思うところはあるんです。
舞台を続けて行くと、どんどん欲張りになっていくもので、
「あれがしたいー！」「これがしたいー！」となって行くものだと思います。

舞台に立たせてもらえるという事は、当たり前のことではありません。
たまたま今舞台に立てる環境が整っているだけで、いつ何時、何が起こるか分かりません。

私は役者も美術も好きですが、一番好きなのは「芝居を作る」という行為そのものなのだと思います。
たまたま導入が役者だったというだけで、偶然向いていたのが美術だったと言うだけで、
総合的な部分が好きなんだなと。
その中で成長して行く達成感とか、役に立てたかもしれない充実感とか、
そういうもので尚更好きになって行くのだと思います。

一生懸命な人たちと何かを作るのは、それだけでたまらなく楽しい。

何十年も「これが好きだ！」という情熱を涸らすことなく、日々稽古を重ね進んできた方々と同じ舞台に立たせていただくのは、
正直もう恐れ多くてどうにかなってしまいそうですが、
これまた一人で行くのだと思うとどうにもこうにも心細くて泣きそうになりますが、

こんな経験、この先二度とできるかどうかわかりません。

こんな光栄なことはありません。


今の自分がもっともっと演技が上手ければ、こんなもどかしい思いをすることもなかったのに、
と思うと、自身を張り倒したくなりますが、
所詮人は今できることしかできません、
そしてその「今出来ること」を増やしていくのが、日々の稽古だと思います。
本番の0.0001秒前まで上を目指して。


舞台に立たせてもらえる幸せを噛み締めつつ、
それだけではもう満足できないので、「上手くなりたい」という欲をさらに大きく育てつつ、
出来ることを精一杯やらせていただきます！

さ。明日も稽古だー寝るぞ寝るぞー！