絡繰機械's Diary

どうもみなさま初めまして。坂本竜也です。

このたび正式に劇団員となりました。初公演では多くの方に助けていただき本当にありがとうございました。

今後ともよろしくお願いします。


誰なのかわからない方は、稽古場日記で何度か登場した「こいついっつもオレンジの服着てんな～」と感じるやつを連想していただければわかりやすいかと思います。




こいつです。

ただ最近だいぶ暑くなってきまして、この服やめてしまいました。

今年の夏は涼しげな水色ジャージで行こうと思います。

「なんかサッカー選手みてぇなのがいるな～」と思ったらそれが坂本です。



さてこの坂本という男、どう説明したらいいのやら自分でもよくわかりません。

ちょっとお話に付き合っていただき、あぁこいつこんなやつだなと判断していただければと思います。

さっそくひとつ聞いてほしいことがあります。

嫌味ではないということを先に言っておきますが、

自分は若さが怖いです。

おこらないでください。



自分はまだ若いです。社会に出てからもう何度「若けぇな！」と言われたかわかりません。

未熟で失敗・失礼も多く、何度迷惑をかけたかわかりません。

そのたびに助けてもらいました、見逃してもらいました、ボロクソ怒られました。

自前の耐衝撃性スマホを、どうせ壊れないだろうと感情のままに敷鉄板へぶん投げて大破させたのは記憶に新しいです。



若ければ、若ければ面倒見てもらえるのです。

世の女子高生諸氏等々を見て学ばなければならないのです。

男女に問わず、若ければ力がなくても相手にしてもらえるのです。

力をつけねばなりません。

力をつけたとしても、誰しも失敗はするでしょう。

助けてもらわなくてはなりません。

助けてもらうにはやはり力をつけねばなりません。

私がオジさんにな～ぁても、助けてもらえるだけの人間にならなければなりません。



僕はオジさんというキャラクター性に強いあこがれをもっています。

懐が深く、かっこよく、面白い。

最強のオジさんに、僕はなりたい。



ただ自分はいつからオジさんになるんでしょうか。

何歳からはオジさん！っていうのも変な気がします。

そしてそれまでにいったいいくつのことを習得しなければならないのか。

わかりません。

先が見えないというのは怖いです。



こないだこんなことを言われました。

「それだけ若けれりゃ夢があっていいね～」

若者が夢をみられるのは、きっと普段見ている諸先輩方に夢を見ているのだと思います。

みなさんの生き生きとした様を見ていると、希望が湧いてきます。

幸いなことに僕の周りには、生き生きとした方が多いです。

おかげで今日ものびのびと過ごすことができます。



ときおり、そんな諸先輩方は僕に何を見出しているのだろうと考えることがあります。

きっと今の僕には無い力をもった、少し未来の姿を見ているのではないかと感じることがあります。

それはどんな姿なのだろうかと考えることがあります。

わかりません。

求めてもらえるのはとてもありがたいことです。

最強のオジさんもいいですが、まずはそれに応えたいです。

それにはまず何をできるようになればいいのでしょう。

わかりません。

いや～怖いです。


ですが、のびのびと、一生懸命、頑張っていこうと思います。



だらだらとすいません、ありがとうございました。

日々精進し、駆け抜けていきます。


（駆け抜けるたばさんとタイムを計る唐津さん）