言ってみたいセリフと落語と牡蠣缶のスンドゥブチゲ

カテゴリー │河野「The 回復メシ!」

from かぶ

本って面白い。でも…

どうも、こんばんは、かぶです、水曜日の「The 回復メシー!」

前回紹介した「ソッカの美術解剖学」がなかなか読み終わりません。
ページも去ることながら、一つ一つの薀蓄、作者なりの哲学が面白くてなかなか進まない。

小説も読むの遅いんですよね、私。ちょっとした悩みです。

でも楽しんで読んで、身体に入れていきたいと思います。

言ってみたいセリフと落語


他の稽古場日記でも言ってみたいセリフが盛り上がっているので私も。みんな芝居できてない反動でしょうか。

まずパッと思いついたのは "トライガンマキシマム".のニコラス・D・ウルフウッドのセリフ。

「こないな時代やと人生は絶え間なく連続した問題集や。揃って複雑、選択肢は酷薄、加えて制限時間まである。
選ばなあかんねや!!! ワシら神さまと違うねん、万能でないだけ鬼にもならなアカン…」

荒廃した惑星で生きる人間のセリフの重さや人生の捉え方がカッコいいと思います。まあトライガンは他にも印象的なシーンが盛り沢山なのですが。
(同意頂ける男子諸兄がいることを望みつつ。)


あと言ってみたいと思うのは、柳家喬太郎さんの新作落語 "赤いへや" のセリフですね。

「こんな方法を九十九通り考えて九十九人まで済ませました (高笑い)。
(トーンが落ちて)飽きますな…それにも飽きました」

話し手の空気の切り替わり、気味悪さ、怖さ、固唾を呑む感覚。聞いてて面白いんですよね。マクラとテンション全然違うのも好きです。



柳家喬太郎さんは以前、柳川さんの稽古場日記でも紹介されてましたね。
2020/5/30
言ってみたいセリフと落語と牡蠣缶のスンドゥブチゲ

元となっているのは江戸川乱歩の "赤い部屋"。落語版では世の中の遊びに飽ききってしまった旦那衆から高座に呼ばれた落語家の独白という形ですが、その物語への入り方もおもしろい。
iTunes storeで購入できるので興味のある方はぜひ。

こういう話をするのは楽しいのですが、ちょっと心までキュッとなってしまったので何か温かいものを。

牡蠣缶のスンドゥブチゲ



牡蠣の缶詰、あさりの水煮缶を使ったスンドゥブチゲです。最近はいろんな缶詰があって、保存もきくし、調理しやすいし、便利で好きです。これまでも愛してましたがこれからも愛していきたいと思います。
そして鍋の季節ですよね。ほんと鍋はあったまる。

材料はこれだけ。
牡蠣の缶詰 1個、あさりの水煮缶 1個、豆腐 1パック、舞茸 お好み、コチュジャン お好み、味噌 お好み、にんにくチューブ お好み、ごま油 適宜、粉唐辛子 お好きであれば。

作り方は
1.舞茸・にんにくをごま油で軽く炒める
2.牡蠣の缶詰、あさりの水煮缶を汁まで加え、豆腐を加え、お湯を入れて煮込む
3.煮立ったら火を止め、コチュジャン・味噌・粉唐辛子で味を整える

本当に肌寒くなってきました。鍋など食べ物からも暖かさを取り入れつつお過ごしください。
貝の旨味、辛旨さが美味しい。


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